夢はたいてい叶わない。だから、一歩踏み出すんです。
INTERVIEW
「浅草スマイル」林隆行
林隆行
浅草スマイル

インタビューの場所は、浅草のリトルシアター。 「浅草スマイル」では、お笑い芸人として売れることを夢見る主人公たちが参加したオーディションのシーンが撮影された。

「脚本をしてくれた友人が元々お笑い芸人を目指していて。僕自身お笑いが大好きなこともあって、彼の話を聞くうちに、一緒に芸人の映画を撮ろうという話で盛り上がったのがきっかけです。」

浅草スマイル

林監督は、映像づくりが仕事でもある。

「大学生の時、映画館で初めてミニシアターの映画を観て、そこから衝撃を受けて、映像制作をやっているんですが、これまでまったく評価されなかったんです。でも今回、『未完成映画予告編大賞』で堤幸彦さんの賞をいただいて、少しだけ認めてもらえたというか、映画監督として少し頑張ってもいいよ、と言われた気持ちです。」

浅草スマイル
浅草スマイル

今回初めて、プロの俳優やスタッフたちと映画制作のチームを組んだ。プロフェッショナルたちとの共同作業で、意識が大きく変わった。

「この作品を絶対に良いものにしなくては、という大きな責任感というか、強い気持ちがあります。映画作りは僕一人では出来ないし、関わった人たちに絶対後悔させられないです。」

浅草スマイル

「浅草スマイル」の大きなテーマは、自分の夢をひたむきに追い続ける主人公の姿勢だ。 自らを「僕はまだ何者でもない状態です」と語る林監督は自分の思いも主人公に重なるという。

「僕の映画を観てくれた人たちが、自分がもっている夢を思い出し、そしてこの映画が、一歩踏み出すきっかけになってくれたら最高ですね。」

多くの場合、夢は簡単には叶わない。だからって諦めるんじゃなく、一歩でいいから踏み出そう。

林監督の映画を見ると、きっとそんな力が湧いてくるに違いない。

本編

予告編

メイキング映像

林隆行

Takayuki Hayashi

(株)ROBOT/映像ディレクター。京都府出身、東京都在住。1988年2月8日生まれ。2011年立命館大学法学部卒業、(株)ROBOT入社。CMのプロダクションマネージャー、ドラマの助監督、映像ディレクターを経て、現在まだ何者でもない。第1回未完成映画予告編大賞において、「浅草スマイル」で堤幸彦賞を受賞。感情を揺さぶる演出と一癖ある映像表現が持ち味。